贅沢は味方

趣味や日常のあれこれを。

月組 桜嵐記

桜嵐記

儚くて、美しい物語でした。

 

なぜ生きるのか、ではなくなんのために死ぬのか?

負け戦と分かっていながら戦になぜ行くのか?

 

静かに燃え続ける青い炎。

一瞬咲き誇りすぐに散っていく桜

激しい時代の中にある静かな静かな恋

 

それが見たくて何度も何度も見に行ってしまいました。

 

脚本も演出もそして月組の演技も素晴らしく、

この公演があと2週間で終わってしまうのが、

この公演でトップ2人が退団してしまうことが、

この話と重なり余計に切なく、悲しく、美しく思えるのでした。

 

東京のコロナが拡大していく一方ですが、どうかこの公演が皆さん無事に

最後を迎えられますように。