贅沢は味方

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星組 ロミオとジュリエット

今回のロミジュリの観劇スタートはムラでのA日程のSS席でした。

内心「ロミオとジュリエットストーリ嫌いじゃないけど好きでもないし、1回見れればいいやー。SS席だし充分すぎるでしょ。」と思ってたはずなのに、、、、

 

気づけば東京の3回分チケットを確保。

しかも全部B日程。

 

なんで、こんなことに・・・・・。

 

 

 

 

 

それはB日程が想像以上だったから。

 

Aのロミジュリも好き、もちろん。

愛ティボは色気たっぷりだし、瀬央ベンヴォーリオはロミオの唯一無二の友達って感じだし、極美マキュは危険な男って感じでモテそうでかっこいいし。

なんならA日程もう一回いや2回見たい。愛ティボの色気をもう一度浴びたい。

瀬央ベンもう一回観たい。

でも、Aがどんな感じなのかは見る前から知ってた!

分かってた!!

想像できてた!!!

Bはさどんな感じなのか想像がつかなかったのよ。

愛ちゃん2番手の死!?

99期の遥斗勇帆が大公!?

極美がパリス?

 

配信見てびっくり。

未知数だったBに軽く衝撃でぶっ飛ばされた。

 

 愛ちゃんの死がやばい。

男役を体得した人が死をやるとこんなにも存在感があるんですね。

(過去の死がどうこうという話ではない)

 

死が出てきた途端にヴェローナの街が死の気配に包まれていた。

ヴェローナのまちは死の手中にあり、

ロミオとジュリエットが恋に落ちて死を選んだのも、そもそも両家が憎み合っていたのも

それは死がもたらした逃れられない運命。

こんなふうに感じたロミジュリは初めてだった。

 

愛ちゃんの死は全ての所作が美しい。

死の魂を飲み込むとき、

床に這いつくばった踊り、

階段の手すりにもたれかかかるとき、

鬘の髪の毛。

 

その美しさがひんやりとした恐怖を強調してくる。

B日程は

「死〜ロミオとジュリエットの場合〜」 

じゃないですか?

 

ロミジュリの役がわりは、役が少ないことに対する処置で

多少雰囲気は変わるくらいと思っていてごめんなさい。

こんなに予想を上回るなんで思ってなかったです。

 

私は今日も追加でB日程のチケットを探しています。