贅沢は味方

趣味や日常のあれこれを。

エリザベート25周年ガラコン

明日海さんもおっしゃっていたけど、

エリザベートってほんと見るとき、演じるキャストで感じ方が違いますね。

 

私が初めて生でエリザを見たのは16年宙組です。

その時は余命宣告を受けた祖母の在宅介護をしていて久々の観劇!どころか自分のため

に出かけるのも久しぶりでした。

祖母の容態的に行けない可能性も高かったので行けたのが嬉しい一方で

どこか罪悪感を感じながら見に行ったのを今でもよく覚えています。

そんな状況での観劇だったので、

(私のおばあちゃんにもトートが近づいているんだな。私も、常に死が隣り合わせ、死はみんなのそばにいるんだな・・・木から落ちる、姑のいびり、旦那の不倫死のきっかけは身近にあるんだ、私たちにも)

 

私のこの時のエリザのテーマはでした。

 

その後に見た’18年月組

ゾフィーには向かってまで子供を自分で育てたいというほどに愛していたのに

なぜルドルフに対してあんなに冷たくなってしまったシシィ。

病院を慰問するほどの慈悲がありながらなざ浪費をし、ミルク風呂に浸かり民衆の反感を買うシシィ。

やりたいこともできない、周りは敵ばかり、人生に絶望しながらも

生きる意味を見出して生きることを選ぶ。

決意の歌「私だけに」。義務を押しつけられたら出ていくという自由奔放なシシィ。

シシィの不完全さが王妃というよりも一人の人間として身近に感じその力強さに感じい

るものがありました。

 自分の道生きる女シシィ、その意志の強さを見習いたいと思った18年月組でした。

 

 

思い出語りが長くなったけれど、今回のガラコンの感想。

というかメモ。

 

花乃ちゃんシシィは「シシィの成長」がすごくしっくりきました。

花乃ちゃんの退団後の人生がエリザに反映されているのかな。

すごく魅力的で特に子供時代の花乃ちゃんシシィは天真爛漫で天使のようでした。

 

北翔さんフランツ、すごい!!

お母さんになったからこその演技なのか、なんて人間味に溢れるフランツなんだろう。

こういうお父さんいるよね、子供のこと愛してるが故に拗れてしまうパターン。

挨拶まで完璧で凄かった。

七海フランツも鳳フランツも澄輝フランツもどれも違ってどれも良かった。

 

望海トート

出てきた時、最初の感想は顔のペイント!?!?

もうさすがの歌唱力。音源欲しい。

望海トートはパワー系黄泉の帝王感あるのに

シシィに拒絶された時に本当にショックそう。

 

ガラコンはやはりスペシャル感がありますね!

ザ・祭り!

5年後のガラコンには珠様も轟さんも加わって欲しいな〜

 

エーヤンエーヤン!エリザベート